ファミリーホーム にじいろ

広域合同防災訓練に参加してきました!

先日、広域合同防災訓練に子どもたちと一緒に参加してきました。
当日は、地域の避難所にもなっている小学校まで行って、避難所で実際にどのように動くのかや、避難場所での過ごし方などを学ぶ機会があり、子どもたちにとっても私たちにとっても、貴重な体験となりました。

まずは各地域ごとにまとまって集合

子どもたちと地域の避難先である小学校の体育館に到着すると、「救護班」「衛生班」などが書かれたビブスを着た知事会の方々が案内や、準備をしてくださっていました。
広域訓練ということで、いろいろな地区からたくさんの人が集まっており、まずは地区名が書かれているところのブルーシートに地区ごとにまとまって座りました。

訓練が始まると、地区ごとに非常食のお粥と水が配られ、子どもたちは水で作れるお粥に興味深々でした!

私たちの地区では普段から、自治会長さんやシルバーパトロールの方々が、子どもたちの下校時などに見守りをしてくださっているので、子どもたちも顔馴染みの方がいることで避難先でも安心していたように感じました。

体験コーナーで挑戦!

地域ごとに非常食が配られ、その後はAEDの使い方や、毛布を使った簡易タンカの作り方、ダンボールベッドの作り方を教えていただきました。

その他にもマスクなどが景品として当たる輪投げコーナや、水が入った消化器を使った消火訓練のコーナがあり、特に水が入った消化器を使った消化器コーナーでは、普段なかなか経験できない貴重な体験に子どもたちも夢中になり「景品はいらないからもう一回やっていいですか?」と何度も挑戦するお子さんもいて、家の子たちも楽しそうに挑戦していました😄
最後には懐中電灯などの防災グッズが当たるビンゴ大会などもあり、楽しく訓練に参加することができました。

最後に

今回避難訓練に参加して、一番に感じたことは

普段からの地域の方との繋がりが本当に大切

ということでした。
防災でも防犯でもよく耳にすることですが、実際に訓練に参加してみて、その大切さを強く実感しました。

家には、なんでも自分でやりたい盛りの2歳の子や、大きな声を出してしまう子、じっとしているのが苦手な子どもたちがいます。
訓練中、子どもたちが大きな声を出してしまったり、騒いでしまったりするたびに「すいません。」と何度も謝ったり「◯◯ちゃんが大きい声出すと、説明してくれている人の声が聞こえなくて、みんな困っちゃうから静かにしてね。」と繰り返し説明をして、その度に申し訳ないな。と思ってしまっていました。

そんな時に普段から声をかけてくださる地域の方達が

「大丈夫だよ。大変だったら後ろの方で遊んでてもいいからね。」
と優しく声をかけてくださったり
「元気な子だね〜。今何歳らね?内の孫と同じらね〜」
と話しかけてくださりして、本当にありがたかったです😭✨

実際の非常時にはもっと混乱して、訓練の時のようなスムーズに動けないかもしれません。
でも、そんな時でも、普段から声を掛け合っている地域の方がいる。知っている人がいる。というだけでも私たちにとっても、子どもたちにとっても少しでも安心につながるな。と感じました。

ファミリーホームを始める前に、ご近所さんや自治会長さんへ挨拶へ行った時、自治会長さんが「子どもたちは地域で育てるものだと思っていますから。」とおっしゃってくださったことを思い出しました。
本当に地域の皆さんからたくさん支えられていることに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

また今回訓練に参加して、避難所で実際にどのように動くのかや、避難場所での過ごし方などが学べて、とても貴重な体験となりました。